電話には、加入電話、IP電話、携帯電話、国際電話などの種類があり、種類によって電話番号を使い分けています。
国ごとの番号の割り振りと最大桁数は、国連の専門組織である「ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)」が、「E.164」という規格で決定しています。
E.164に準拠した国際通話で使う電話番号は最大で15ケタです。
「国番号(1~3ケタ)+国内宛先コード+加入者番号」となります。
国番号は「ITU-T」が指定し、日本の国番号は「81」で、国内だけで使う電話番号は最大13ケタとなります。
日本には、2つのE.164番号があり、一つは「81+市外局番(0を除く)+市内局番(市外局番と合わせて4~5ケタ)+加入者番号(4ケタ)」の加入電話番号。
もう一つは「81+A0(0A0から最初の0を除いたもの。A=2、5、7、8、9)+事業者番号(3ケタ)+加入者番号(5ケタ)」の携帯電話やPHS、IP電話などの電話番号があります。
日本国内の電話番号のルールは、こうした規格をもとに、総務省が各サービスごとに大まかに決めています。