NTTが提供している迷惑電話対策の電話サービスです。
サービスの概要
受話器を上げて電話をとり、それが迷惑電話だった場合は、電話を切り、直後に「144」をダイヤルし、そのあとに「2」をダイヤルすると、以後、同じ番号の電話番号からかかってきた場合には、相手に電話をつなぐことができない旨のガイダンスを流し、拒否することができます。
この場合、一度、受話器を上げて電話をとらなかった場合は、この拒否登録はできないので注意が必要です。
一度拒否登録した電話番号の拒否登録を解除するには、「144」の後に、「9」をダイヤルします。
迷惑電話おことわりサービスには、最大6個の電話番号を拒否登録できる「迷惑電話おことわりサービス6」と、最大30個の電話番号を拒否登録できる「迷惑電話おことわりサービス30」があります。
特徴
このサービスの最大の特徴は、発信元が非通知でかけてきた場合でも拒否できるという点です。
つまり、「通常非通知」になっている場合や電話番号の前に「184」をつけてかけてきた場合など、かけてきた相手の意思により電話番号を通知しない通話についても拒否登録することができます。
これは、発信元がいくら非通知でかけてきても、電話交換機の方では、当然のことながらその発信元の電話番号は記憶されるからです。
そして、電話交換機の間をつないでいる共通線を通じて、発信者IDなどを着信側の交換機に自動的に送られるからです。
ただし、一部通信事業者(移動体通信事業者、IP電話事業者含む)経由の通話、一部を除く国際電話など電話番号を通知できない通話については拒否登録できない場合もあるようなので、100%拒否できるまでとはいかないようです。
ちなみに、最近の電話機の機能として、ナンバーディスプレイサービスを契約しているという前提で、非通知の通話を着信した場合に、電話番号を通知してかけなおすように相手側に促す音声案内機能がある電話機もあり、そのような機能のある電話機を持っている場合は、このサービスを契約しなくてもある程度、対応はできるかもしれません。