内線番号とダイヤルイン-電話・番号の豆知識

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内線番号とダイヤルイン

企業に電話をかけようとする時、よく代表番号とか内線という表記の電話番号を見かけることがあります。

また、名刺交換で相手の名刺にダイヤルイン、直通電話とう表記も見かけます。

大きな会社の場合は、当然、多くの部署があり、社員も大勢いますので、たくさんの電話機があります。

代表番号とは、それら社内の全ての電話を代表する電話番号ということで、ひとつひとつの電話機には内線番号が付けられています。

これによって、その会社の●●部署の○○さんに電話をかけるときは、まずその会社の代表電話番号に電話し、電話に出た受付やオペレーターがその〇〇さんの内線番号を調べ、電話をつないでくれるというシステムです。

しかし、直接〇〇さんの電話番号にかけたい場合は、オペレーターを通すのは面倒ですし、またオペレーターが帰ったあとですと、つないでもらえないなどの不便が出てきます。

それに対しダイヤルインは、通常1回線の契約に対し1個の電話番号(10桁の番号)しか使えないところを1回線あたり複数の電話番号を使うことができるサービスで、〇〇さんの電話番号に直接電話して通話できるというものです。

これは、外から内線用の交換機(PBX)に電話がかかってくると、市内交換機はPBXに対して番号情報を送り、PBXはその番号に対応する内線の電話機を調べて接続するという仕組みです。

これにより、契約する電話回線の数を増やすこと無く、電話番号の数を増やすことができます。

ダイヤルインを利用するには、ダイヤルインサービスの契約と加入者側ではダイヤルイン用の交換機など装置が必要となります。