177の便利な使い方-電話・番号の豆知識

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177の便利な使い方

3桁特番の177番はおなじみの天気予報です。

この天気予報のサービスが始まったのは、1954年(昭和29年)9月22日のことです。

今でこそ天気予報と言えば、177番ですが、当時は、地域によりまちまちの番号が使われていて、東京・大阪は「222」、名古屋は「501」、京都は「288」、神戸は「499」で、現在の177に全国統一されたのは、昭和41年のことでした。

この177という番号は、歴史をさかのぼると、早稲田大学の創始者で、自由民権運動で名高い、大隈重信の電話番号でもあったそうです。

実際には、大隈重信の番号だから177にしたというわけではなく、単に「天気になれなれ」の語呂合わせで決まったようです。

ちなみにこの177をダイヤルして聞ける天気予報は、そのダイヤルしている今居る地域の今日と明日の天気予報ですが、177の前に、市外局番をつけてダイヤルすると、その市外局番の地域の天気予報が聞けます。

例えば、仙台の市外局番「022」をダイヤルしてから177をダイヤルすると、仙台地域の天気予報が聞けるというものです。 あまり知られていない使い方ですが、覚えておくと便利ですね。